追伸 そろそろお前もお金について学ぶように 父より

お金について知ることで経済的にも精神的にも自由になりましょう。

【社保】社会保険を出来るだけ安く抑えるための方法【年金】

社会保険国民健康保険って高く感じますよね。あまり病気にならない方にとっては、どうしても損した気分になってしまいます。

サラリーマの方は給与明細や源泉徴収票を確認していただければ。結構な社会保険料が天引きされているのがわかります。
また、個人事業主の方も国民健康保険に加入している方は、なんでこんなに高いんだと感じてしまうくらい払わなければなりません。

健康保険は、支払う額が高くても低くても、受けるサービスはほぼ同じ。
また、国民年金も厚生年金も将来貰える金額が今よりも減っていくのは確実です。
ならばこれらの支払額も出来るだけ安くしたいですよね。

個人事業主で言えば、国民健康保険国民年金保険料。サラリーマンで言えば社会保険や厚生年金。これらについて出来るだけ安くするにはどのようにすればいいのか。
その仕組みから考えていきます。

1.個人事業主の方が国民健康保険国民年金保険料を安く方法

国民健康保険を安くする方法

国民健康保険料の算定基礎は所得となっています。つまり所得が多ければ保険料も高く、所得が低ければ保険料は安くなります。従って、節税対策と同様、収入と経費をうまくコントロールし所得を低く抑えることで国民健康保険料を安く抑えることができます。

しかし、それでもやはり国民健康保険は高く感じます。

そこで国民健康保険組合に変更することで保険料が安くなる可能性があります。
実際に安くなるかどうかは、各保険組合の保険料算定方法を確認し比較検討しなければなりません。
東京理容国民健康保険組合や東京芸能人国民健康保険組合など国保組合にはたくさんの種類があり、ご自分の業種によって加入できる国民健康保険組合が異なります。

加入できる組合があれば検討の余地はありそうです。

国民健康保険組合の一覧⇒http://hokeninfolist.main.jp/sp/syubetu03.html

国民年金保険料
国民年金保険料は毎月定額(約16,400円)を払わなければなりません。しかし、
まとめて前払いすると、割引が適用される制度があります。
現金納付で2年前納で約14,000円、1年前納で約3,500円、6か月前納で約800円安くなります。

2.サラリーマンの方が国民健康保険国民年金保険料を安くするには

正直、サラリーマンの方がこれら社会保険を安くするのは非常に難しいと言わざるを得ません。なぜなら、フリーランス等の個人事業主はある程度所得をコントロールできますが、サラリーマンが給与所得をコントロールするのは難しいと思われるからです。

敢えて言えば、これら社会保険の計算基礎は4月~6月の平均給与をベースにしています。従ってこの期間、残業を減らすなど給料を調整することによって社会保険料を安くすることはできますが、現実的に自分で給料を調整するということは難しいのではないでしょうか。

社会保険を安くするのは難しいですが、収入に対する社会保険を相対的に安くすることはできます。
それが、副業をすることです。

社会保険は給料をベースに算定されますが、副業での収入には社会保険はかかってきません。これにより実質的に、年収総額に対する社会保険は相対的に安く抑えることができると言えます。

例えば、給料で年収400万円で、副業で年200万円稼いだとしても社会保険は400万円の方(実際は4月~6月の平均給料)をベースに算定し、副業200万円にはかかってこない、ということになります。

3.まとめ

個人事業主の方
・所得をコントロールすることで健康保険を安くできる。
国民健康保険組合への加入により健康保険を安くできる可能性がある(要検討)。
国民年金保険料の前納制度を利用する。

サラリーマンの方
・4月~6月の給料を調整する。
・副業をすることで実質的に社会保険を安く抑える。