追伸 そろそろお前もお金について学ぶように 父より

お金について知ることで経済的にも精神的にも自由になりましょう。

長期的な資産形成には楽天のマネーブリッジがおすすめ。そのメリットを解説。

人生100年時代です。

お金を増やすため、老後の生活資金を確保するため、投資信託株式投資などを利用し、長期的に資産を形成することが必要になります。

投資を始める場合、普段の生活資金のための銀行口座とは別に、証券会社の口座が必要です。

しかし、証券口座を開いたとしても、株式等を買い付ける資金を証券会社の口座に入金したり、株式等を売却して得た資金を銀行口座に戻すといった操作が必要となり、少々手間がかかります。そこでオススメしたいのが楽天のマネーブリッジです。

今回はマネーブリッジの機能やメリット、設定方法について解説していきます。

 

目次

1.楽天のマネーブリッジとは?

2.マネーブリッジでできることは6つ。そのメリットとは?

3.マネーブリッジの設定方法

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1.楽天のマネーブリッジとは?

 楽天のマネーブリッジとは、楽天グループが提供するシステムで、楽天銀行楽天証券の両方に口座を持っている場合、自動的に資金移動がなされるシステムです。たとえば、株を売却した資金が証券会社の口座にあって、そのお金を銀行口座に移動させたいというケースです。

 

この場合、証券会社の口座からお金を引き出し、銀行口座に入金しなければならないと考えがちです。しかし、楽天証券の口座と楽天銀行の両方の口座を持っている場合、両口座を連携させれば、そういった手間を省くことができるのです。これがマネーブリッジと呼ばれるものです。

 

楽天のマネーブリッジには、6つの機能とサービスがあります。

入出金関連で便利な機能が、

・自動入手金(スイープ)

・らくらく入出金

・残高表示サービス

・投資あんしんサービスです。

その他のメリットとして、

・優遇金利

・ハッピープログラム

が適用されるようになります。

 

2.マネーブリッジでできることは6つ。そのメリットとは?

最大のメリットが優遇金利と言えます。楽天銀行普通預金金利は通常年0.02%(税引前)。これが、マネーブリッジを登録することで年0.10%(税引前)の優遇金利になります。税引後で比較すると、通常年0.015%のところが年0.079%になるということです(源泉徴収税20.315%)。

 

例えば、300万円を普通預金に1年間預けたとします。優遇金利の0.079%をかけると2,370円の金利がつくことになります。通常の0.015%だと450円となり、比較すると、大きく違ってきます。

 

入出金機能として便利なのが、自動入手金(スイープ)です。楽天証券で株や投資信託の買い注文を出すときに、証券口座の資金が不足している場合でも、マネーブリッジでは、楽天銀行の口座から証券口座に不足分が自動的に送金されます。証券口座と銀行口座の残高を確認し、銀行口座から証券口座へ振り込むといった手間がなくなります。

 

また、証券口座の残高資金は、夜間に自動で銀行口座へ振り替えられます。銀行口座では優遇金利が適用されるので、これにより、手間をかけずに効率的な資金運用が可能となります。銀行口座でクレジットカードの引き落としをしたり、証券口座で積立をしていたりする場合でも、一定の金額を両方の口座に残しておく設定が可能なので、残高不足を気にする心配はありません。

 

らくらく入出金機能を使うことで、楽天銀行楽天証券の口座間でスムーズな資金移動が可能です。しかも手数料無料、原則24時間、リアルタイムで資金移動ができます。

残高表示サービスとは、楽天証券のウェブサイト/モバイルサイト上で、同時に楽天銀行口座の普通預金残高を表示するサービスです。楽天証券の口座を見れば、楽天銀行の口座残高も同時に確認することができます。

 

マネーブリッジに申し込んでからハッピープログラムにエントリーすると、楽天銀行のATM手数料無料・他行振込手数料無料の上限回数及び楽天スーパーポイントの倍率が、楽天証券での取引状況をもとにしたステージに応じて決まります。

楽天証券を使えば使うほど、楽天銀行の手数料が節約でき、同時にスーパーポイントも有利な倍率で獲得できるので、生活費の節約につながります。

 

投資あんしんサービスは、信用取引口座を持っている方が対象のサービスです。信用取引とは、資金や株式を証券会社から借りて売買することで、担保として一定の保証金を預けることで、その3倍ほどの取引が可能になります。通常、信用取引においては、価格変動等により保証金が不足すると、強制的に決済される場合がありますが、投資あんしんサービスを使えば、銀行口座から保証金の不足分が自動的に振り替えられ、自動決済を回避することができます。

 

3.マネーブリッジの設定方法

マネーブリッジを設定するには、楽天銀行楽天証券の両方に口座を開設する必要があります。楽天銀行の口座にログインして、商品・サービス一覧→マネーブリッジと進んで設定します。口座開設料・口座管理料はかかりません。また、マネーブリッジの申し込みも無料です。楽天証券口座開設と同時に申し込みするとよいでしょう。ハッピープログラムへのエントリーも設定しておきましょう。また自動入手金(スイープ)を利用する場合は、銀行口座に残しておきたい金額を設定しておくことを忘れずに。

 

まとめ 

長期的な資産形成には、証券口座の管理も必要です。銀行口座と別管理では時間も手間もかかります。マネーブリッジを使って、一元管理するとともに、さまざまなメリットを受け取りながら、効率的な資産形成を実現させましょう。