なぜ、ほとんどの人は豊かになれないのか?
何をもって豊かというのか。お金がなくても、恋人がいるとか友達がたくさんいるとか、確かに豊かな人生かもしれません。お金があれば、必ずしも幸せになれるとは限らない。
"会社員で仕事も順調だし友達もたくさんいて充実した毎日、お金が欲しいなんて言ったら罰があたるわ"
"今が楽しいから、最低限生活できる程度のお金があればいい"
と思っているあなた。社会の罠にはまってます。
もし自分が稼いだお金が知らないうちに搾取されているとしたらどう思いますか。
搾取されているのです。
ほとんどの人は、お金について学校で習うこともなく、ちゃんと考えることなく、社会の仕組みを知らないまま社会人になってるのではないでしょうか。
源泉徴収票?年末にもらってるけど、ちゃんと見たことない。そもそも見方がわからない。給料から源泉徴収税、住民税、社会保険がいくら天引きされているか知らない。
もし、お金について知識があれば、いくらか取り戻すことができる制度はあるのに。
搾取されていることにも気づいてないのです。
毎日、満員電車で通勤し、嫌いな人と仕事をし、残業する。精神的なストレスもどんどん溜まっていきます。人にも優しくできないですよね。職場はギスギスしていきます。
仮にお金に余裕があれば、時間や住む場所、健康、生き方すべてに余裕がうまれるかもしれません。お金があれば選択の範囲が広がるのです。
税金、社会保険については今後もどんどん増えていきます(給料は減っていきます)。でも多くの人がお金について知らないのを国は知っているので、源泉徴収という方法で、わからにように(気づかないように)国は搾取していきます。
確定申告すれば、一部還付される制度があるのに、国はちゃんと教えてくれません。
確定申告は自己申告制なので、還付金が発生したとしても国の方から、還付金がありますよとは進言してくれません。
申告するにしても、よくわからない書類と格闘し、いろいろ調べてやっとの思いで作成し、提出会場で何時間も並んでやっと提出、というかなりの労力を要するので、なかなか申告しないのが現実です。国の思うツボですね。
保険会社や銀行はお金のプロです。彼らもお金について知らない人がたくさんいることを知っています。
民間の保険会社はCMで病気を克服した人や有名人を使って必要以上に不安を煽り、保険に入らなければ大変なことになるという意識を植え付けます。保険加入後に支払う保険料には、保険会社の社員の給料や、税金等の会社の経費も含まれているので必然的に高い保険料となります。
銀行が売る投資信託等の金融商品もそのほとんどはぼったくり商品で、お客様の資産を大切に管理しますと言いつつ、行員の高額な給料や会社の維持経費を払うことが優先でで、お金を持っていてお金を知らない人に儲からない商品を売りつけます。
こういった世の中の仕組みを知っていれば、お金持ちになれないまでも、少なくとも自分のお金を必要以上に搾取されることはないのではないでしょうか。
お金持ちはお金についての知識があるのでよりお金持ちになり、労働者はより貧乏になるように出来てます。したがって、お金を搾取されたくなければ、お金について知識を得るしかありません。
払わなくてもいい税金は払わない(還付してもらう)。
保険は、保険会社の勧めるままにならないようにする。
投資するなら、自分で勉強して投資対象を選ぶ。
源泉徴収票の読み取りはできるようになりましょう。
とにかく本を読みましょう。学んで、学んで、学びまくる。
お金を知れば、世の仕組みが見えて来ます。
自分はこの先どう行動すればよいか考える機会が増えます。
そうすれば、自分の生き方も見えてきますよ。
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